老巫女おいみこ)” の例文
巣を見るばかりで、そのたたりは、と内証ないしょで声をひそめて、老巫女おいみこうかがいを立てた。されば、明神様の思召おぼしめしは、鉄砲はけもされる。また眷属けんぞく怪我けがに打たれまいものではない。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)