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老大
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ろうだい
ふりがな文庫
“
老大
(
ろうだい
)” の例文
彼等女匪は、
城隍
(
じょうこう
)
の前で誓いを立て十
姉妹
(
しまつ
)
と自称し、年に由って
老大
(
ろうだい
)
とか老二とかの称号をつけ、
互
(
たがい
)
に連絡を取って活動する。
さまよう町のさまよう家のさまよう人々
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「
老大
(
ろうだい
)
」と言って、若い連中から
調戯
(
からか
)
われるのを意にも留めずにいた岡等より
年長
(
としうえ
)
の美術家もあったが、その人の
一頃
(
ひところ
)
住んだ画室も同じ家つづきにある。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
馬の
脊
(
せ
)
の様な狭い山の上のやゝ
平凹
(
ひらくぼ
)
になった
鞍部
(
あんぶ
)
、
八幡
(
はちまん
)
太郎
(
たろう
)
弓かけの松、鞍かけの松、など云う
老大
(
ろうだい
)
な赤松黒松が十四五本、太平洋の風に吹かれて、
翠
(
みどり
)
の
梢
(
こずえ
)
に
颯々
(
さっさつ
)
の音を立てゝ居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「
老大
(
ろうだい
)
」を送り、美術学校の助教授を送り、その他岸本が知っているだけでも三人の若手の美術家を送った「巴里の村」では、この牧野、西伯利亜廻りで来た小竹
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
乙「
老大
(
ろうだい
)
(初めての幇匪にはこんな尊称を用うる)は門檻に在りますかい」
さまよう町のさまよう家のさまよう人々
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
“老大”で始まる語句
老大免左遷