義挙ぎきょ)” の例文
けれどそれから六年後、内匠頭の兇変きょうへんがあって、浪士の盟約が密かに結ばれた頃、彼はどこからともなく、のっそりと現われて、大高子葉、潮田うしおだ又之丞の二人を介して、義挙ぎきょに加わった。
濞かみ浪人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)