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群卿
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ぐんけい
ふりがな文庫
“
群卿
(
ぐんけい
)” の例文
太子のあれほど祈念された「和」の精神は再び
群卿
(
ぐんけい
)
によって
蹂躪
(
じゅうりん
)
されはじめた。仄かに輝き出た飛鳥の黎明も太子の薨去をもって終ったかにみえる。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
若く美しい妃として、
群卿
(
ぐんけい
)
に臨まれ、つねに優雅な振舞いをもって接したもうたことが推察される。母君たる三千代夫人にも無心の孝養をつくされたであろう。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
天智天皇御病
篤
(
あつ
)
きとき、次の皇位をめぐって再び野心ある
群卿
(
ぐんけい
)
の謀議がひそかに行われた。左大臣
蘇我赤兄臣
(
そがのあかえのおみ
)
、右大臣
中臣金連
(
なかとみのかねのむらじ
)
、
蘇我果安臣
(
そがのはたやすのおみ
)
、
巨勢人臣
(
こせのひとおみ
)
、
紀大人臣
(
きのおおひとのおみ
)
等は
大友皇子
(
おおとものおうじ
)
を擁して誓盟した。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
卿
漢検準1級
部首:⼙
12画
“群”で始まる語句
群
群集
群青
群衆
群立
群雀
群島
群来
群山
群禽