“ぐんけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
群鶏60.0%
群卿20.0%
羣経20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一羽の馴れない鶏を入れたために、鶏舎の群鶏ぐんけいがみな躁狂そうきょうして傷つく例もありますから、よほど考えものです。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
太子のあれほど祈念された「和」の精神は再び群卿ぐんけいによって蹂躪じゅうりんされはじめた。仄かに輝き出た飛鳥の黎明も太子の薨去をもって終ったかにみえる。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
若く美しい妃として、群卿ぐんけいに臨まれ、つねに優雅な振舞いをもって接したもうたことが推察される。母君たる三千代夫人にも無心の孝養をつくされたであろう。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
羣経ぐんけい 明訓めいくん こうたり
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)