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羞明
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まぶし
ふりがな文庫
“
羞明
(
まぶし
)” の例文
青年の方でも、俄かに鼻さきへ突きつけられた美しい娘の顔に気がついて、どぎまぎしながら
羞明
(
まぶし
)
そうに横を向いた。
或る母の話
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
初冬の光は町の空に満ちて、三人とも
羞明
(
まぶし
)
い位であつた。上田の城跡について、人通りのすくない坂道を下りかけた時、丑松は先輩と細君とが斯ういふ
談話
(
はなし
)
を為るのを聞いた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
僕の目には、いつも見た時と、どこがどう変っているか、わからなかったが、とにかくいつもとまるで違った美しさであった。女の顔が照り赫いているようなので、僕は一種の
羞明
(
まぶし
)
さを感じた。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“羞明”の意味
《名詞》
眩しいこと。
(context、disease)強い光を受けた際に異常に眩しさを感じる症状。
(出典:Wiktionary)
“羞明”の解説
羞明(しゅうめい、en: photophobia)は、強い光を受けた際に、不快感や眼の痛みなどを生じることをいう。英語では恐怖症を示す "phobia" が付いているが、原因の多くは網膜や視神経に対する過度な刺激による眼科的な要因である。
(出典:Wikipedia)
羞
常用漢字
中学
部首:⽺
11画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“羞”で始まる語句
羞
羞恥
羞恥心
羞耻
羞渋
羞含
羞恥家
羞痒
羞慚
羞爾