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繞
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ま
ふりがな文庫
“
繞
(
ま
)” の例文
七重にも八重にも山を取り
繞
(
ま
)
いている羊腸たるこの小径は、道幅かれこれ二
呎
(
フィート
)
ばかりもあったであろうか? 落葉が厚く
湿
(
じ
)
め湿めと散り敷いて
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
知らせに驚いて出先から、兄が飛んで来ますし、ひっそりとした田舎の家が、たちまち人の大群に取り
繞
(
ま
)
かれて、
破
(
わ
)
れるような騒ぎになりました。
仁王門
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
そして、さあお乗りなさいと言わんばかりに、またもや長老や人々は、我々の廻りを取り
繞
(
ま
)
いてくるのであった。轎を指さしてしきりに何か話し掛けてくる。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
もうその時分には、群集は殿堂を降りて、我々の廻りを
十重二十重
(
とえはたえ
)
に取り
繞
(
ま
)
いていたが、笑いながらブルメナウ大尉の差し出した煙草を二、三人吸ってみる者も出てきた。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
“繞”の解説
繞(にょう)とは、漢字の構成要素のうち、左から下にかけて置かれるものの総称。筆順は先に書くものと後に書くものがある。
(出典:Wikipedia)
繞
漢検1級
部首:⽷
18画
“繞”を含む語句
囲繞
取繞
纏繞
圍繞
繞石
若悪獣囲繞
大谷繞石
纒繞
縈繞
引繞
繚繞
築繞
繞囲
繞壁
板塀繞
繞纒
繞込
建繞
崔嵬繚繞
舞繞
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