繊楚かよわ)” の例文
鼎に似ると、るもくも、いずれ繊楚かよわい人のために見る目も忍びないであろう処を、あたかもよし、玉を捧ぐる白珊瑚しろさんごなめらかなる枝に見えた。
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)