“緒余”の読み方と例文
読み方割合
しょよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
連歌はさまで心を入れたでもなかろうが、それでも緒余しょよとしてその道を得ていた。法橋紹巴ほっきょうしょうはは当時の連歌の大宗匠であった。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
緒余しょよに『四つの海』を著した抽斎が好尚の一面は、図らずもそのじょくがってかくの如き発展を遂げたのである。これは明治二十七年十二月で、勝久が四十八歳の時であった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)