“綿噛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わたが50.0%
ワタガミ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敵味方三千七百の人数入り乱れて突いつ突かれつ伐つ伐たれつ互に具足の綿噛わたがみを取り合ひ組んで転ぶもあり首をとつて立ちあがれば其首は、我主なりと名乗つてやりつけるを見ては又其者を
川中島合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
チツ伐タレツ、互ヒニ具足ノ綿噛ワタガミヲ取合ヒ、組ンデ転ブモアリ、首ヲ取ツテ起チ上レバ、其首ハ我主ナリ、返せ渡セトヤリヲツケ、リ伏セニ躍リ行クナド、十六、七歳ノ小姓
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)