“絲底”の読み方と例文
新字:糸底
読み方割合
いとぞこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いきなり小判を右手の拇指おやゆび食指ひとさしゆびとの間に立てて、小口をつばらすと、錢形の平次得意の投げ錢、山吹色の小判は風をきつて、五、六間先の家光の手にある茶碗の絲底いとぞこ發矢はつしと當ります。