“給孤独長者”の読み方と例文
読み方割合
きゅうこどくちょうじゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるいはまた名高い給孤独長者きゅうこどくちょうじゃ祇園精舎ぎおんしょうじゃを造るために祇陀童子ぎだどうじ園苑えんえんを買った時には黄金おうごんを地にいたと言うことだけである。
尼提 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
半月はんつきばかりたったのち祇園精舎ぎおんしょうじゃに参った給孤独長者きゅうこどくちょうじゃは竹や芭蕉ばしょうの中のみちを尼提が一人歩いて来るのに出会った。彼の姿は仏弟子ぶつでしになっても、余り除糞人じょふんにんだった時と変っていない。
尼提 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)