給事中きゅうじちゅう)” の例文
給事中きゅうじちゅう胡濙こえい内侍ないし朱祥しゅしょうとが、永楽中に荒徼こうきょうを遍歴して数年に及びしは、巻二百九十九に見ゆ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
すなわち他事を以て溥洽をいましめて、しかして給事中きゅうじちゅう胡濙こえいに命じてあまねく建文帝を物色せしむ。これを久しくして得ず。溥洽してつながるゝこと十余年、ここに至りて帝道衍の言をもって命じて之をいださしむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)