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終宵
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よっぴて
ふりがな文庫
“
終宵
(
よっぴて
)” の例文
「私だって疲れてるじゃ有りませんか——ああ、復た今夜も
終宵
(
よっぴて
)
泣かれるのかなあ。さあ、お黙りお黙り——母さんはもう知らないよ、そんなに泣くなら——」
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「田舎者は、お前、
稀
(
たま
)
に東京などへ出て来ると、よく寝られすか。車の音がもう
終宵
(
よっぴて
)
耳について」
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
あの
終宵
(
よっぴて
)
伴侶
(
つれ
)
を呼ぶような、耳についた声は、怪しく胸騒ぎのするまで捨吉の心を憂鬱にした。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“終宵”の意味
《名詞・形容動詞》
一晩中。終夜。夜通し。
(出典:Wiktionary)
終
常用漢字
小3
部首:⽷
11画
宵
常用漢字
中学
部首:⼧
10画
“終”で始まる語句
終
終日
終焉
終夜
終局
終熄
終始
終生
終末
終曲