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紹興
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しょうこう
ふりがな文庫
“
紹興
(
しょうこう
)” の例文
宋の
紹興
(
しょうこう
)
十年、
両淮
(
りょうわい
)
地方の兵乱がようやく鎮定したので、兵を避けて江南に渡っていた人びともだんだんに故郷へ立ち戻ることになった。
中国怪奇小説集:11 異聞総録・其他(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
僕は
浙江省
(
せっこうしょう
)
の
紹興
(
しょうこう
)
に生れ、あの辺は東洋のヴェニスと呼ばれて、近くには有名な西湖もあり、外国の人がたいへん多くやって来て、口々に絶讃するのですが、僕たちから見ると、あの風景には
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
その翌年になって、賊は
紹興
(
しょうこう
)
地方で捕われて、
逐一
(
ちくいち
)
その罪状を自白したが、かれは案外の小男であった。彼は当夜の顛末についてこう語った。
中国怪奇小説集:13 輟耕録(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
宋の
紹興
(
しょうこう
)
二十四年六月、江州
彭沢
(
ほうたく
)
の丞を勤める
沈持要
(
ちんじよう
)
という人が、官命で臨江へゆく途中、
湖口
(
ここう
)
県を去る六十里の
化成寺
(
かせいじ
)
という寺に泊まった。
中国怪奇小説集:10 夷堅志(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
しかしここでは『夷堅志』の作者たる洪邁一人について少々申し上げますと、彼は
字
(
あざな
)
を
景盧
(
けいろ
)
といい、もちろん幼にして学を好み、
紹興
(
しょうこう
)
の中年に詞科に挙げられて、
左司員外郎
(
さしいんがいろう
)
に
累進
(
るいしん
)
しました。
中国怪奇小説集:10 夷堅志(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
宋
(
そう
)
の
紹興
(
しょうこう
)
三十二年、
劉子昂
(
りゅうしこう
)
は
和州
(
わしゅう
)
の太守に任ぜられた。
中国怪奇小説集:10 夷堅志(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
紹
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
興
常用漢字
小5
部首:⾅
16画
“紹興”で始まる語句
紹興酒