“和州”の読み方と例文
読み方割合
わしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和州わしゅう多武とうの峰にのぼった折に、この花の多いと思った記憶はあるが、かくも幽邃ゆうすいな光線と深い冷気のうちにちりもとめぬ神秘さをもった花とは違ったように思われた。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そう紹興しょうこう三十二年、劉子昂りゅうしこう和州わしゅうの太守に任ぜられた。