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紅霓
ふりがな文庫
“紅霓”の読み方と例文
読み方
割合
こうげい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうげい
(逆引き)
爛酔の客が、またもかく言って
唸
(
うな
)
り出した。その気配を見ると、部屋の真中に大の字になって、いい気持に
紅霓
(
こうげい
)
を吹いているらしい。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「右旋して、日輪の魏々として照映する如く、色相金色にして、
紅霓
(
こうげい
)
、雷閃の如し。南無、延命、息災の呪法を成就せしめ給え——香気如何」
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
仰向けになったまま、
紅霓
(
こうげい
)
を吹いては
囈語
(
たわごと
)
を吐いている。その囈語を小耳にとめてよく聞き、それから改めて、この室内を
篤
(
とく
)
と見定めて、村正どんは相当、思い当るところがありました。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
紅霓(こうげい)の例文をもっと
(2作品)
見る
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
霓
漢検1級
部首:⾬
16画
“紅”で始まる語句
紅
紅葉
紅蓮
紅絹
紅玉
紅色
紅白粉
紅梅
紅殻
紅味
“紅霓”のふりがなが多い著者
直木三十五
中里介山