約定やくぢやう)” の例文
ともなひ判人利兵衞の方へ到り夫より同道して新吉原玉屋山三郎の方へゆき約定やくぢやうとほり金五十兩と引替ひきかへに娘おかうを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つかはさんと早速參上致すべきむね相認あひしたゝめて飛脚を歸し半四郎は豫て約定やくぢやうの通り駈着かけつけんと取物も取敢ず旅の調度をとゝの直樣すぐさま出立に及ばんとしければ門弟中はきもつぶし先生には何を急遽あわたゞしく旅の用意を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)