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糯
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もちごめ
ふりがな文庫
“
糯
(
もちごめ
)” の例文
ハゼと云うのは、
糯
(
もちごめ
)
を
炒
(
い
)
ってふくらましたものを申しますな。どう云う字を書くか存じませんが、多分あれを炒る時に
爆
(
は
)
ぜるからハゼと申すのでしょうか。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「化粧に、顔へ
塗
(
つ
)
けるものさ。
鉛華
(
えんか
)
もあれば、
糯
(
もちごめ
)
の粉で
製
(
こしら
)
えたものもある」
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稲穂は
種々
(
いろいろ
)
で、あるものは
薄
(
すすき
)
の穂の色に見え、あるものは全く草の色、あるものは
紅毛
(
あかげ
)
の房を垂れたようであるが、その中で濃い
茶褐色
(
ちゃかっしょく
)
のが
糯
(
もちごめ
)
を作った田であることは、私にも見分けがつく。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“糯”の解説
糯(もち)とは、イネやオオムギなどの作物でアミロースを全くあるいはほとんど含まない品種。
(出典:Wikipedia)
糯
漢検1級
部首:⽶
20画
“糯”を含む語句
糯米
糯粟