糞色ふんしょく)” の例文
また、ちょっと見たのではための表皮一面、はえの上に蠅がたかって、まるで黒大豆でも厚く敷いたような密度だから糞色ふんしょくも見えずこえの匂いもしないのである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)