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粗怱
ふりがな文庫
“粗怱”の読み方と例文
読み方
割合
そそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そそう
(逆引き)
殊に感の悪いゆえ
粗怱
(
そそう
)
をいたした上に、剛情なことを申して居りまするから、御立腹は御尤もでございますが、何うか私にお免じ下さいまし
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
松どんに水を
汲
(
く
)
んでもらって井戸端へ出られないなど散々気を
揉
(
も
)
みましたが、先方では、何か私に対して
粗怱
(
そそう
)
でもあったかなど物固い人たちとて気にし、どういう訳で中途で帰られたか
幕末維新懐古談:20 遊芸には縁のなかったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
申す、余程
酷
(
ひど
)
い奴だ、
粗怱
(
そそう
)
だから物を毀すも宜しいが、自分で不調法をして置きながら打ってかゝるという事が有るか、不埓な人足だ、以後たしなめ、此の
度
(
たび
)
は
免
(
ゆる
)
すからサッサと
往
(
ゆ
)
け
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
粗怱(そそう)の例文をもっと
(2作品)
見る
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
怱
漢検1級
部首:⼼
9画
“粗”で始まる語句
粗
粗忽
粗末
粗相
粗朶
粗笨
粗雑
粗略
粗漏
粗暴
“粗怱”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
高村光雲