粉灰こばい)” の例文
源太十兵衛時代にはこんなくだらぬ建物に泣いたり笑ったりしたそうなと云われる日には、なあ十兵衛、二人が舎利しゃり魂魄たましい粉灰こばいにされて消し飛ばさるるわ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)