築出つきだ)” の例文
後の錦絵などで見るよりも、そこの河幅はずっと広くて、両岸から新しい石垣の築出つきだしが築かれ、そこにまだ新しい白木の欄干がかっていた。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
勝負ノ壇は、崖から谷のなだれへむかって、凸字形に築出つきだしてある武者足場の、小さい堡塁ほうるいなのである。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)