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節倹
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せっけん
ふりがな文庫
“
節倹
(
せっけん
)” の例文
外では
勉強
(
べんきょう
)
に見せて内では
怠
(
なま
)
ける。表向きではすこぶる
謹厳
(
きんげん
)
の
風
(
ふう
)
を装いながら、裏面ではすこぶる
放蕩
(
ほうとう
)
する。あるいはまた表面
節倹
(
せっけん
)
で裏面
濫費
(
らんぴ
)
する。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「なるたけ
節倹
(
せっけん
)
しなくちゃいけない」と
諭
(
さと
)
した。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
また家庭にありて一家
団欒
(
だんらん
)
している際は、寒ければ
綿袍
(
どてら
)
を着ても用が足り、主人も
気楽
(
きらく
)
なれば
細君
(
さいくん
)
も衣服の
節倹
(
せっけん
)
なりと喜ぶが、ふと客があれば急に
紋付
(
もんつき
)
に取替える。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“節倹”の意味
《名詞》
節倹(せっけん)
無駄な費用を省き倹約すること。
(出典:Wiktionary)
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
倹
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“節倹”で始まる語句
節倹家