“管輅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんろ50.0%
かんらく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、管輅かんろは左に非ずで、早くから天下を周遊し、日に百冊の古書を読んで、日に千語の新言を吐くという人です」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
管輅かんろの郷土に、牛を飼っていた女がいました。ある折、牛を盗まれたので、管輅のところへ泣いてうらないを乞いにきたそうです。そこで管輅が一ぜいしていうには
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
趙顔ちょうがんという少年が南陽の平原で麦の実を割っていると、一人の旅人がとおりかかった。旅人は管輅かんらくという未来と過去の判る人であった。その旅人は少年の顔を見て
北斗と南斗星 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)