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笙
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しやう
ふりがな文庫
“
笙
(
しやう
)” の例文
皮籠には山崎合戦の戦道具のほかにおもちやもはひつてたが、なかにも鼓と
笙
(
しやう
)
の笛は秘蔵の宝ものであつた。笙の笛の黒塗の壺には唐草の蒔絵がしてある。
銀の匙
(新字旧仮名)
/
中勘助
(著)
兎に角
笙
(
しやう
)
、
觱篥
(
ひちりき
)
の音であることは確かであつた。私はその音楽の来る方へ行つてみた。それは柩車のなかでかけられた宮内省のサインのあるレコオドであつた。
町の踊り場
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
常寧殿の后町
ノ
井や、御湯殿の下から出たと言ふ
蚶気絵
(
サキヱ
)
と言ふ
笙
(
しやう
)
の伝説などを考へ併せると、愈きさきと御禊との関係が考へられる(民俗学篇第一冊「水の女」参照)。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
牧羊の神パアン
笙
(
しやう
)
を吹く。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
そをめぐり秋の
笙
(
しやう
)
の
音
(
ね
)
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
笙
(
しやう
)
を
吹
(
ふ
)
いて
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
ああ蘆の笛、蘆の
笙
(
しやう
)
の笛
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
笙
(
しやう
)
にしつらひ、
年來
(
としごろ
)
の
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
“笙”の意味
《名詞》
(ショウ)雅楽の管楽器。
(出典:Wiktionary)
“笙”の解説
笙(しょう)は、雅楽の管楽器の一つ。自由簧に属する。
(出典:Wikipedia)
笙
漢検1級
部首:⽵
11画
“笙”を含む語句
笙歌
卜笙者風
笙堂
笙子
笙船
笙鼓