“童名”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうみやう50.0%
ワラベメ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われは菊池入道の子、三郎頼隆と申す者、童名（どうみやう）菊一とて、有智山（うちやま）の稚子（ちご）にて候（さふら）ひし、人みな知つて候ふ……
私本太平記：06 八荒帖 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
唯、童名（ワラベメ）——と言ふより通称——に、字を宛てゝ、しかつめらしく見せたものゝ多いことは、既に東恩納寛惇氏・伊波普猷氏らの研究で明らかになつてゐる。
日琉語族論 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)