“立架”の読み方と例文
読み方割合
たてか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さては天の助くる処か。心は神業かみわざ。運命は悪魔のわざとこそ聞け。一か八かと思ふ間あらせず。背後の上りかまち立架たてかけたる錫杖取る手も遅く、仕込みたる直江志津の銘刀抜く手も見せず。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)