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穹窿形
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きゅうりゅうけい
ふりがな文庫
“
穹窿形
(
きゅうりゅうけい
)” の例文
それは
穹窿形
(
きゅうりゅうけい
)
の低い狭い丈夫な古い通路門で、全部
樫
(
かし
)
の木で造られ、内部には鉄板を張り鉄骨が施されていて、監獄の暗道そっくりだった。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
間口二間奥行二間半ほどの、木造小舎である、この小舎の後ろから、穂高岳は、水の綺麗に澄んでいる池を隔て、
鉄糞
(
かなくそ
)
で固めたように、ドス黒く
兀々
(
ごつごつ
)
として、
穹窿形
(
きゅうりゅうけい
)
の天井を
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
ある者らは、帽子が向こうに見えないように注意しながら、
穹窿形
(
きゅうりゅうけい
)
の橋の上まで腹ばいになって進んでいった。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
穹窿形
(
きゅうりゅうけい
)
の大きな
肋骨材
(
ろっこつざい
)
が所々に出ている薄黒い長い
梁
(
はり
)
が一本あって、肋骨をそなえた背骨のありさまを呈し、多くの
漆喰
(
しっくい
)
の乳房が内臓のようにそこから下がっており
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
ほこりと灰とに白くなった
穹窿形
(
きゅうりゅうけい
)
の低い古門があって、
蜘蛛
(
くも
)
が巣を張っており、開かれるのはただ日曜日ごとに一、二時間と、修道女の
柩
(
ひつぎ
)
が修道院から出るまれな場合だけだった。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
▼ もっと見る
それは
穹窿形
(
きゅうりゅうけい
)
の
迫持
(
せりもち
)
で、しだいに低くなってる隧道の丸天井よりも更に低く、丸天井が下がるにしたがってしだいに
狭
(
せば
)
まってる隧道よりも更に狭かった。隧道は
漏斗
(
ろうと
)
の内部のようになっていた。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
穹
漢検1級
部首:⽳
8画
窿
漢検1級
部首:⽳
17画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“穹窿”で始まる語句
穹窿
穹窿型
穹窿状
穹窿門
穹窿天井