穀類こくるい)” の例文
ふたたび街へ出ると、途中で従卒に野菜、穀類こくるい供物くもつ香華こうげの物などを買い調ととのえさせ、それを持って夕方また亡兄あにの家を
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうおつはたけへゆき、おつはときどきこうはたけへきて、たがいに野菜やさい穀類こくるいびたのをながめあって、ほめあったのであります。
自分で困った百姓 (新字新仮名) / 小川未明(著)
まず竹の筒をかまにしてその中へ種々の物を入れそれでふかすので、あるいは草の根とか果物とかいういろいろな物を入れ、また穀類こくるいを入れる事もある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)