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稲虫
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いなむし
ふりがな文庫
“
稲虫
(
いなむし
)” の例文
たいへん加持祈祷の効験あらたかなお坊さんで、およそ流行病とか
物
(
もの
)
の
怪
(
け
)
とか
稲虫
(
いなむし
)
などの害を祈祷調伏することがうまいといって、この里の人はみんな尊敬している。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
稲虫
(
いなむし
)
の一名
稲別当
(
いなべっとう
)
、それを斎藤別当に因んで
実盛
(
さねもり
)
というに及んだ由(『用捨箱』下)。この虫盛んな年は大勢
松明
(
たいまつ
)
行列して実盛様の御弔いと唱え送り出す。まず擬葬式をして虫を死絶すべき
禁厭
(
まじない
)
だ。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“稲”で始まる語句
稲荷
稲妻
稲
稲光
稲田
稲扱
稲荷様
稲村
稲荷鮨
稲荷町