“稚純”の読み方と例文
読み方割合
ちじゅん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おまえはいつでも二十はたちの青年のむす子で、私はいつでも稚純ちじゅんな母。「だらしがないな、羽織はおりえりまがってるよ、おかあさん、」「生意気いうよ、こどものくせに、」二人は微笑びしょうして眺め合う。
巴里のむす子へ (新字新仮名) / 岡本かの子(著)