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稚気
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おさなぎ
ふりがな文庫
“
稚気
(
おさなぎ
)” の例文
旧字:
稚氣
皺面
(
じゅうめん
)
つくり涙は出れど、
稚気
(
おさなぎ
)
に
讃
(
ほ
)
められたさがいっぱいに、こちゃ泣きはせぬわいと額を
撫
(
な
)
でて泣顔を、隠す心はさすがにも名に負う武士の種なりき。〔
伽羅千代萩
(
めいぼくせんだいはぎ
)
〕
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
或は苦労が
上辷
(
うわすべ
)
りをして心に
浸
(
し
)
みないように、
何時迄
(
いつまで
)
も
稚気
(
おさなぎ
)
の失せぬお坊さん
質
(
だち
)
の人もあるが、大抵は皆私のように苦労に
負
(
め
)
げて、年よりは老込んで、
意久地
(
いくじ
)
なく
所帯染
(
しょたいじ
)
みて了い
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“稚気”の意味
《名詞》
稚気(ちき)
子供っぽく、無思慮で感情がそのまま外に出る様子。
(出典:Wiktionary)
稚
常用漢字
中学
部首:⽲
13画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“稚気”で始まる語句
稚気満
稚気離