“稚気離”の読み方と例文
読み方割合
ちきばな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
稚気離ちきばなれのしない、咲きたての花のような面差しをした愛々あいあいしい女性で、生まれてからまだただの一度もこの世の不幸に逢ったことがなく、この世で思いのままにならぬものはないという
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)