“秘話”の読み方と例文
読み方割合
ひわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのあとで老人は二少年から問われるままに、海賊王デルマがこしらえた黄金メダルの二片について、彼の知っているだけの秘話ひわ月明つきあかりの下で物語った。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この秘話ひわをしてくれたN博士も、先々月この世を去った。今は、博士の許可を得ることなしに、ちょっぴり書きつづるわけだが、N博士の霊魂なるものがあらば、にがい顔をするかもしれない。
すこし廻ったところだから、これから十時、十一時、十二時と、丁度ちょうど真夜中まよなかまでに、三人の話が一とまわりするンじゃ。川波大尉殿、まず君から、なにかソノ秘話ひわといったようなものを始め給え
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)