“神田孝平（かんだたかひら）” の例文
神田孝平（かんだたかひら）・柳川春三（やながわしゅんさん）は、諭吉（ゆきち）とおなじ洋学者（ようがくしゃ）でしたが、政府（せいふ）からたのまれて、役人（やくにん）になっていました。その神田孝平（かんだたかひら）が、ある日（ひ）、諭吉（ゆきち）をたずねてきて
福沢諭吉：ペンは剣よりも強し (新字新仮名) ／ 高山毅(著)
明治維新の直前になって神田孝平（かんだたかひら）および福沢諭吉（ふくざわゆきち）によってふとそれが見つけ出されたので、それで玄白等の異常な苦心も明らかにされるようになったのは
杉田玄白 (新字新仮名) ／ 石原純(著)
御用があるから出て来いと一番始めに沙汰（さた）のあったのが、神田孝平（かんだたかひら）と柳川春三（やながわしゅんさん）と私と三人。
福翁自伝：02 福翁自伝 (新字新仮名) ／ 福沢諭吉(著)
ソコデ学友の神田孝平（かんだたかひら）に面会して、如何（どう）しても英語を遣（や）ろうじゃないかと相談を掛けると、神田の云うに、イヤもう僕も疾（と）うから考えて居て実は少し試みた。試みたが如何（いか）にも取付端（とりつきは）がない。
福翁自伝：02 福翁自伝 (新字新仮名) ／ 福沢諭吉(著)
こうおもった諭吉（ゆきち）は、友（とも）だちの神田孝平（かんだたかひら）にあってはなしてみますと
福沢諭吉：ペンは剣よりも強し (新字新仮名) ／ 高山毅(著)