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神供
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じんく
ふりがな文庫
“
神供
(
じんく
)” の例文
たとえば年越や節供の前夜には、特に清い火をこしらえて翌朝の
神供
(
じんく
)
を調える
料
(
りょう
)
にいけて置き、または正月中は同じ火を続けるために、
節榾
(
せちほだ
)
などという太い
薪
(
まき
)
を使う
処
(
ところ
)
もある。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
伊勢の松阪あたりの山神祭りの飾り人形に、白餅喰いというのがあったことは、
本居
(
もとおり
)
先生の日記にも見えている。秋の終りの神送りの日には、是は欠くべからざる
神供
(
じんく
)
であった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
今では
神供
(
じんく
)
とか
仏供
(
ぶつく
)
とか、上に奉るもののみに限るようになったが、もとの心持はこの漢字の構造が示すように、人が共々に同じ飲食を、同じ場においてたまわることまでを含んでいた。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“神供”の意味
《名詞》
神前に供える物。供物。
密教で修法に際し、天部や鬼神を祭祀すること。
(出典:Wiktionary)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
供
常用漢字
小6
部首:⼈
8画
“神”で始まる語句
神
神々
神輿
神楽
神田
神酒
神戸
神楽坂
神仏
神主