たすけ)” の例文
おほよそ地上にへばり着きたるものは、正を邪に勝たしむること能はず。我は高く擧りたり。我に代言せしむるものは、天のたすけを得たらん如し。かく誇りかに告げて大蹈歩おほまたに去りぬ。
「天のたすけで、ボートが手に入りました。これに乗って行けば、私の故国へ帰れるところまで行けるでしょう。つきましては、出発の許可をいたゞいて、いろ/\準備することをお許しください。」
盛んに皇天のたすけを感ず
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)