“祐天”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうてん75.0%
いうてん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祐天ゆうてんなぞでも、あれだけの思いつきがあれば、もう少しハイカラにできる訳だ。不動の御利益ごりやくが蛮からなんじゃない。
祐天上人開山として知られている中目黒の祐天ゆうてん寺、政岡の墓の所在地として知られている上目黒の正覚寺などを始めとして、大小十六の寺院がある。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
わたくしは更に此袱紗に包んであつた六字の名號をひらいて見た。中央に「南無阿彌陀佛」、其兩邊に「天下和順、日月清明」と四字づゝに分けて書き、下に祐天いうてんと署し、華押がしてある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)