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碧瑠璃海岸
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コオト・ダジュウル
ふりがな文庫
“
碧瑠璃海岸
(
コオト・ダジュウル
)” の例文
碧瑠璃海岸
(
コオト・ダジュウル
)
の
春風
(
はるかぜ
)
を肩で切りながら、夢のように美しいニースの『
英国散歩道
(
プロムナアド・デザングレ
)
』や、
竜舌蘭
(
アロエス
)
の咲いたフェラの岬をドリヴェできるというわけなのよ。
ノンシャラン道中記:02 合乗り乳母車 ――仏蘭西縦断の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
せっかく公爵と別懇になって、この冬は
碧瑠璃海岸
(
コオト・ダジュウル
)
にふさわしい快適な生活ができると思ったのに、どうやらあの公爵の脳髄は大分混雑しているようだ。
ノンシャラン道中記:03 謝肉祭の支那服 ――地中海避寒地の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
薄寒き
棟割長屋
(
アパルトマン
)
の一室にて祝うことになったが、コン吉たるもの、風光
明媚
(
めいび
)
、風暖かに碧波
躍
(
おど
)
る、
碧瑠璃海岸
(
コオト・ダジュウル
)
の春光をはるかに思いやって
鬱々
(
うつうつ
)
として楽しまず、一日
ノンシャラン道中記:03 謝肉祭の支那服 ――地中海避寒地の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
二人はその夕方、ボウム駅から
P・L・M急行
(
パリ・リヨン・メディティラネ
)
で、
常春
(
とこはる
)
の
碧瑠璃海岸
(
コオト・ダジュウル
)
へ向けて出発した。
ノンシャラン道中記:02 合乗り乳母車 ――仏蘭西縦断の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
一月上旬の
顕出節
(
エピファニイ
)
から、五月下旬の
基督昇天祭
(
アッサンシオン
)
まで、
碧瑠璃海岸
(
コオト・ダジュウル
)
一帯に連る名だたる遊覧地、——
就中
(
とりわけて
)
、ニース市は約半歳の間、昼夜を分たぬ大遊楽、大饗宴の
熱閙
(
ねっとう
)
と化するのが毎年の恒例。
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
▼ もっと見る
ついに心神耗弱したるコントラ・バスの研究生
狐
(
きつね
)
のコン吉氏は、その脳神経に栄養を与えるため、
常春
(
とこはる
)
の
碧瑠璃海岸
(
コオト・ダジュウル
)
に向けて
巴里
(
パリー
)
を出発したが、その途中において数々の不可解なる事件に遭遇。
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
予定の十分の一にもたらぬ里程において目的を放棄し、
薄暮
(
はくぼ
)
、コオト・ドオル県ボオヌ駅より列車にて
碧瑠璃海岸
(
コオト・ダジュウル
)
へ向けて出発したが、図らざりき、列車の取捨を誤ったため、同夜半ふと目覚めれば
ノンシャラン道中記:03 謝肉祭の支那服 ――地中海避寒地の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
碧瑠璃海岸
(
コオト・ダジュウル
)
の人口をことごとくここに集めたかと思わるる盛況。
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
碧
漢検準1級
部首:⽯
14画
瑠
常用漢字
中学
部首:⽟
14画
璃
常用漢字
中学
部首:⽟
14画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
“碧瑠璃”で始まる語句
碧瑠璃
碧瑠璃園