さまた)” の例文
此の如き時、榛軒は抽斎の読書をさまたぐることを欲せなかつたので、五百をしてかたはらにあらしめ、抽斎をして書斎に退かしめた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
葭短不舸 あしみじかおおぶねさまたげず
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)