“碍子”の読み方と例文
読み方割合
がいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
や、鴉だなと私は向うの電柱の頂辺てっぺんを眺める。無数の白い碍子がいしと輝く電線、それに漆黒の鴉が四、五羽も留っている。紫に見える。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
その下に、六本のいかめしいプッシング碍子がいしの台の上にのっていたガラスの箱は、碍子を残しただけで、あとかたもない。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
電信柱の瀬戸の碍子がいしが、きらっと光ったり、青く葉をゆすりながらやなぎがだんだんめぐったり、汽車は丁度黒沢尻くろさはじりの町をはなれて、まっすぐに西の方へ走りました。
化物丁場 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)