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硝盃
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こっぷ
ふりがな文庫
“
硝盃
(
こっぷ
)” の例文
棚の
硝盃
(
こっぷ
)
を自分で取って自分で酒を注ぎ爾して自分の手で叔父に与えた、叔父は受け取って呑むと其のまま身体が痺れた。
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
砂糖水を
盛
(
もり
)
たる
硝盃
(
こっぷ
)
も
其儘
(
そのまゝ
)
にして又其横手には昨日の毎夕新聞一枚と
外
(
ほか
)
に
寸燐
(
まっち
)
の箱一個あり、小棚の隅に置きたる燭台は其蝋燭既に
燃尽
(
もえつく
)
せしかど定めし此犯罪を照したるものならん
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
直ぐに卓子の上の水瓶を取り
硝盃
(
こっぷ
)
に注いで差し出した、夫と見てお浦は遮り
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
硝
常用漢字
中学
部首:⽯
12画
盃
漢検準1級
部首:⽫
9画
“硝”で始まる語句
硝子
硝子戸
硝子窓
硝子扉
硝子越
硝煙
硝子杯
硝子張
硝薬
硝子玉