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破棄
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はき
ふりがな文庫
“
破棄
(
はき
)” の例文
古い形式はことごとく
破棄
(
はき
)
されて、彼自身のオリジナリティの上に厳として立ったのである。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
和睦の条文を
破棄
(
はき
)
したばかりか、遠征の留守をうかがって
虚
(
きょ
)
をつくとは、卑劣極まる、武門の列に加えておけない信玄入道である、百姓町人の困難も顧みてやらない地上の乱賊である。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは曲りなりにもまだ護持しあっていた道徳というものだが、
一
(
いっ
)
たんこれを無視し出して、無視する方が、世の勝利者だとなって来れば、いたるところでこの約束の
破棄
(
はき
)
は始まッてくる。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
棄
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
“破”で始まる語句
破
破綻
破片
破目
破風
破壊
破落戸
破廉恥
破屋
破鐘