“破扇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はせん33.3%
やれあふぎ33.3%
やれおうぎ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蛙いくさ井干行せいかんこうの備へかな 破扇はせん
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
好きと云ふよりもせねばならないこととして母はさうしたのです。扇が畳目たゝみめから早く切れて破扇やれあふぎになるのを惜んだのです。けれどその体裁は極めてよくないものでした。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
此夏もかなめをくゝる破扇やれおうぎ 風
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)