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石蕗花
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つわぶき
ふりがな文庫
“
石蕗花
(
つわぶき
)” の例文
菊の花
萎
(
しお
)
るる
籬
(
まがき
)
には
石蕗花
(
つわぶき
)
咲き出で
落葉
(
らくよう
)
の梢に
百舌鳥
(
もず
)
の声早や珍しからず。裏庭の
井
(
い
)
のほとりに栗
熟
(
みの
)
りて落ち
縁先
(
えんさき
)
には
南天
(
なんてん
)
の実、
石燈籠
(
いしどうろう
)
のかげには
梅疑
(
うめもどき
)
色づき
初
(
そ
)
めぬ。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
庭の隅に咲いた
石蕗花
(
つわぶき
)
の
黄
(
きいろ
)
い花に赤
蜻蛉
(
とんぼ
)
がとまっていた。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
蕗
漢検準1級
部首:⾋
16画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“石蕗”で始まる語句
石蕗