石灰岩せっかいがん)” の例文
それで、そのチョウが石灰岩せっかいがんになってしまうと、すぐにいろんな草や木のたねが、風にはこばれてきて、その上に根をやそうとしたものさ。
みちが林の中に入り、達二はあの奇麗きれいいずみまで来ました。まっ白の石灰岩せっかいがんは、ごぼごぼつめたい水をき出すあの泉です。達二はあせいて、しゃがんで何べんも水をすくってのみました。
種山ヶ原 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)