“矯(タ)” の例文
ほかひゞと自身すら古物語の改作とは心づかずに事情のあうて行くまゝに、段々謡ひ矯(タ)め、口拍子に乗せ易(か)へて行つたに違ひない。
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
准南子(えなんじ)ニ曰ク「養由基(ヨウユウキ)楊葉(ヨウヨウ)ヲ射ル、百発百中、楚(ソ)ノ恭王(キョウオウ)猟シテ白猿ヲ見ル、樹ヲ遶(メグ)ッテ箭(ヤ)ヲ避ク、王、由基ニ命ジ之ヲ射シム、由基始メ弓ヲ調ベ矢ヲ矯(タ)ム、猿乃(スナワ)チ樹ヲ抱イテ号(サケ)ブ」
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)