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矢狭間
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やはざま
ふりがな文庫
“
矢狭間
(
やはざま
)” の例文
矢狭間
(
やはざま
)
がしつらえてあるかと思うと、管絃の宴を催すによい、朱塗りの舞台などが出来ていた。
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
古畳が一帖あるだけで、あとは板敷だし、階段口と
矢狭間
(
やはざま
)
から風がはいるからひどく寒い。
いさましい話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
原城では十二月朔日に
立籠
(
たてこも
)
つた一揆軍が
矢狭間
(
やはざま
)
を明け堀をほり、この工事が完成して妻子を城内へ引入れた日であり、その翌日には天草甚兵衛が手兵二千七百をひきつれて入城してゐる。
島原の乱雑記
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
狭
常用漢字
中学
部首:⽝
9画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
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