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睽
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そむ
ふりがな文庫
“
睽
(
そむ
)” の例文
男と女との間の
睽
(
そむ
)
きあったところへ口を出すほど危険なことは無い。もし其男女の仲が直れば、
後
(
あと
)
で好く思われる筈は無い、双方の
古疵
(
ふるきず
)
を知っている
一
(
いつ
)
の他人であるからである。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
曰ふ、
將
(
しやう
)
を
斬
(
き
)
り
旗
(
はた
)
を
搴
(
と
)
るは、氣盛なる者之を能くす、而かも
眞勇
(
しんゆう
)
に非ざるなり。
孤城
(
こじやう
)
を
援
(
えん
)
なきに守り、
孱
(
せん
)
主を衆
睽
(
そむ
)
くに
保
(
たも
)
つ、
律義者
(
りちぎもの
)
に非ざれば能はず、故に眞勇は必ず
律義者
(
りちぎもの
)
に出づと。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
睽
部首:⽬
14画
“睽”を含む語句
睽離
睽乖